このクソッタレの世界に生きている皆さんお疲れ様です。
今回は大久保先生についてのブログではありません😥
細々とポストしてた私が幼馴染みのお婆ちゃんの写真をポストしたら40万件を越えるインプがあり、超驚きました!!
大体の方は高齢者の延命地獄にご賛同いただけたのですが、中には許可取ってんのかー!みたいなコメントもちらほら。
最初に言っておきますがお孫さんは私の古い友人で延命治療反対派の子です。私の地味な活動も理解されているので目線を隠すということを条件にポストに載せることの了承もらっています。そこのところよろしくです。ちなみにこのお婆ちゃんが元気な頃も私知っています。。
それが辛さ倍増です😥
そして、#高齢者を枯らすのはアリ とハッシュタグを付けたことも気にされている方がいらっしゃいました。
それについて今回は詳しくご説明させていただきます。これは大久保先生が書かれていた『老人を枯らす方法』からパクった造語です。
説明の前に今回初めましての方が多そうなので軽く自己紹介します。私、つまらないSTは業界歴12、3年の現役の言語聴覚士です。最初は⭕⭕県トップクラスのリハビリテーション病院に10年程研鑽として働き、小児は実習のみでしたが成人は18歳~100歳オーバーまで、HCU、急性期、回復期、療養、訪問とほぼオールジャンルの経験はあります。もちろん、ALSやパーキンソン、多発性硬化症などの神経難病患者さんとの交流、リハビリ経験もあります。 胃うや経鼻経管栄養で入院して来られてもリハビリの結果、常食を摂取して自宅退院されたり、胃ろうはお守りとして口から介護食を自己摂取し施設退院された方も数えきれない程見てきました。 このような方の共通点は、何らか障がいがあっても、意識レベル良し、やる気がある、リハに対する意欲がある、そして残存能力が比較的ある。などがあります。能力を向上させたのは私の力なんて正直20%くらいです。本人さんのやる気を後押しし、適切な評価で食上げしてこれた結果だと思います。リハビリなんてそんなもん。本人のやる気がなければ始まらない。でも、食べられるようになって本人や家族の嬉しそうな笑顔は今でも忘れられない。 かたや、食べられないままに亡くなられた方も一般人の方に比べたら数えきれない程見てきた。
思えば仕事はきつかったが最初のリハビリ病院は医師たちも良心的であった。マメにICを家族と行いリハに助言も求められた。さまざま、試行錯誤しても代替栄養を脱却出来ない方、もう体が高齢で受け付けず、痰は増える、下痢は起こす、ゆっくり注入しても嘔吐する。試行錯誤した結果、苦しみを与えるだけの時、もう明らかに寿命だという時、我々が取る行為は家族さんとの話し合いで包み隠さず伝える。大体の家族さんは分かってくれる。『高齢者を枯らす』の始まり。元々、意識障害で意志疎通が取れない方に該当する。食べたい意欲のある患者から栄養を取り上げることなどしない。CVと併用しひとくちでもふたくちでも舐めてもらう程度でもリハは続行する。お楽しみ程度の経口摂取ってやつだ。栄養を絞ることに家族の了承を得られた患者さんは500CC/3回の末梢点滴を行う。看護師さんは身体中あらゆるところから点滴が入る血管を探してくれる。徐々に血管は潰れ1日1本500CCの輸液となっていく。ラスト2週間は無料の個室部屋に移り24時間家族の付き添いOKにしていた。またコロナが出る前の世界だね。その頃の患者さんは痰の吸引の苦しみからも解放され、表情は仏様のように穏やかになっている。段階的な脱水には苦しみは存在せず、恍惚な気持ちがあると言う。運が良ければ家族さんに手を握ってもらい好きな歌を聞かせながらモニターはフラットを迎える。エンジェルケアの時は本当に穏やかな顔つきをされている。
大久保先生の考えとは少し違うかもしれないが、これが私の理想とする『高齢者を枯らす』ということ。消極的安楽死=自然死=平穏死=は苦しみを最小限にした最期です。
私にも親が健在です。病院に世話になることもあるだろうが、食べられなくなれば最期の2週間は自宅に連れて帰り町医者に1日500CCの点滴だけをしてもらうつもりです。看取り前提で。緩やかに脱水状態を作り出し恍惚な状態で天命を全うしてもらうつもりだからです。
現在の病院(特に介護色が強い昔ながらの療養病院)は利益追求の為に1日でも長く生かせることが目標です。泣いて家族が経鼻チューブを抜いてあげて下さいと医師に懇願しても、家族の無知を良いことに「私に医師免許剥奪させる気ですか?」と凄む医師。高低差に耳キーンとします。そんなもん嘘っぱちです。一般病院でないところは点滴は病院からの持ち出し💰となります。末梢点滴すら潤沢には使えない。
【まとめ】治療できないのであれば患者にとって与える苦しみは最小限にするべきである。中には年金大黒柱を1日でも長く生かせるように要求する家族もいるがそのときは冷めた横目で苦しみをなるべく見ないようにする。
段階的な脱水による最期はある意味『枯らす』ことになりますが、それは苦しみが無い穏やかな平穏死です。
明らかに体が受け付けていない方に死ぬ前日まで注入行い、吸引しまくり亡くなった患者は眉間に深いシワを寄せたまま鬼のような形相で亡くなっています。エンジェルケアで家族には見せませんが。
高齢になった時、どちらの最期が皆さんは良いですか?
これが#私が高齢者を枯らすのはアリ
と書いている理由です。
少しでも理解が広がれば嬉しいです。
長文になりました。
皆様の貴重な時間を使って私の駄文でお目汚し申し訳けございませんでした。
そして最後まで読んでくださった方、ありがとうございました。
よろしければコメント頂けると嬉しいです。