大久保医師は無罪です。即日釈放を求めます。

Xアカウント『つまらないST』大久保医師の支援者です。

⑬ 甲南大学名誉教授園田氏の見解

(↑捜査が行われた京都府警察中京警察署)

ALS嘱託殺人被告:京都府警、10年前の「遺体なき父親殺人」立証へ高いハードル

少し古い記事だが見つけてきた。当時から大久保医師による犯行を私と同じような視点を持っていたジャーナリストもいることには居た。

しかし世の中の流れ、絶対悪説によりその声は広まること無く世間に消された。

甲南大学名誉教授(元弁護士)への取材も行われている→最後にインタビュー記事掲載あり。

以前も綴ったが裁判は『法と証拠』に基づいて判決が下されるべきであり、推認だけでおこなわれるものではない。推認とはニアイコール『憶測』であり、それを多用し人を裁くことはその時点で法治国家の体を成さなくなる。

それはただの魔女狩りである。日本は適宜魔女狩りを行い国民の溜飲を下げる傾向にある。

数十年前に起こった和歌山ヒ素カレー事件もそうだろう。マスゴミによる印象捜査とそもそも違う種類のヒ素が自宅から発見されたのに今更釈放出来ない裁判所、過去のヒ素による保険金詐欺という事象が林死刑囚を追い込んだ。和歌山東警察も今更釈放されたら、どの面下げて警察を名乗れば良いか戦々恐々としているだろう。林死刑囚も大久保医師と同じくヒ素殺人事件については無実だろう(目下再審請求中)。今後死刑が執行されることは絶対に無いだろう。もし釈放される時はこの事件の捜査に関わった警察幹部、裁判官が全員退官してからになるだろう。彼女には冤罪を信じる息子という強い味方がいる。しかし林さんの長女と孫にあたる子は飛び降り自殺をしている。その責任は誰がどう取るか無罪放免で釈放されてから見ものである。

安楽死反対派の人々は大久保医師が魔女狩りにより断罪され、さぞかし溜飲を下げたことであろう。

↑被害妄想乙

少し前置きが長くなったが当時の記事を改めてアップしてみよう。

批判を恐れず、世間の流れに惑わされず、ジャーナリズム魂を貫いた栗野仁雄氏、正しいことを正しいと言った園田寿教授に敬意を払います。

京都府警は5月12日、2019年11月に京都市中京区のマンションに住む筋萎縮性側索硬化症(ALS)の女性(当時51)の依頼を受けて薬物を投与して中毒死させたとして、昨年8月に嘱託殺人罪京都地検から起訴されている大久保愉一被告(43)、山本直樹被告(43)を、10年前の別の殺人容疑で再逮捕した。さらに山本被告の母親で長野県軽井沢町に住む無職・淳子容疑者(76)を同容疑で逮捕した。

 調べでは11年3月5日、3人は共謀して淳子容疑者の夫、つまり山本容疑者の父親、靖さん(当時77)を長野県内の病院から東京都中央区のアパートに連れ出して、その日のうちに薬物投与などの方法で殺害したとみている。京都府警捜査一課は3人の認否は明かしていない。

父親の診断書を偽造、司法解剖もなし

 2人の医師は死亡診断書を偽造し、死亡届は淳子容疑者の名で中央区役所に提出している。当時、事件性はまったく疑われなかったため、靖さんの遺体は司法解剖なども行われずに火葬されてしまった。診断書には2人の共通の知人の医師の名があったが、その医師は「まったく覚えがない」と話し、書かれていた勤務先の診療所も架空だったという。

捜査本部が昨年、京都の事件で大久保容疑者と山本容疑者のパソコンの通信記録を調べていたところ、靖さんが死亡した前後に殺害をほのめかすやり取りが見つかった。さらにその一部は淳子容疑者にも送られていた。靖さんが入院していた長野県の病院の主治医に問い合わせたところ、当時の靖さんはすぐに容体が急変するような状態ではなかったと回答したという。

 山本容疑者は「都内の病院に転院させる」と言って父親の靖さんを退院させたが、「転院先」とされた東京都中央区の病院に問い合わせても、入院の手続きなどもなかった。捜査本部はその後、任意で淳子容疑者から聴取していたが、殺害計画を知っていたようなことを供述したという。

 さらに、靖さんが死亡する5日前に、山本容疑者が中央区のアパートを約1カ月の短期契約で借りていたことがわかった。捜査本部はここで靖さんを殺害し、遺体を安置、処理したとみている。山本容疑者は関西出身、東京医科歯科大学を中退して海外留学をしたあと、都内で泌尿器科クリニックを開設していた。しかし父親の靖さんが死亡した頃はまだ前年に医師免許を取ったばかりだった。長野県の病院の主治医が靖さんに「胃ろう」を施そうとした際、「なんで長生きさせるのか」と反発したという。

大久保容疑者は青森県弘前大医学部を卒業して医師免許を取得。技官として厚生労働省老健局で7年半ほど勤めて退職、呼吸器内科医として東北地方の複数の医療機関に在籍した後、宮城県名取市にクリニックを開業している。

(ブログなどで安楽死屋さんになろう 。容疑者と大久保容疑者は学生時代から医療関係のサークルで知り合ったとみられる。両容疑者は『扱いに困った高齢者を「枯らす」技術』という電子書籍を共著で出版するとしていた。大久保容疑者のブログやツイッターには、「『日々生きていることが苦痛だ』という方には、一服盛るなりしてあげて、楽になってもらったほうがいいと思う」「バレると医師免許がなくなる。訴追されてプーになるリスクを背負うのに、ボランティアではやってられない」「まじめに安楽死屋さんになろうか…」などと記されている。 

  山本、大久保両容疑者は19年9月に、スイスで安楽死を希望していた20代の日本人女性の難病患者の診断書(英語)を偽造していたとして、有印公文書偽造罪でも起訴されている。

2年前の京都の事件では、ALS患者の女性の主治医でもない2人は、遠方からの交流サイトのやり取りで知り合っただけの中京区の女性のマンションに現れ、女性を殺害して立ち去り、報酬130万円を振り込ませていた。まるで忍者のような「殺人請負医師」だったが今回、まさか実の父親を、ではある。高い殺人立証のハードル とはいえ、新たな「山本靖さん殺害事件」は現時点でみる限り、状況証拠ばかりだ。ALS患者の女性のケースでは、遺体から薬物が検出されるなど明確な物証もあったが、10年前の靖さんのケースでは遺体は火葬されてしまい何も残っていない。「遺体なき殺人」で、病死ではないという証明や、殺害動機の特定などができるのか。東京のアパートはまだあるが、遺留品発見や指紋検出などができるのかどうか。山本容疑者は医師仲間へのメールで「父親の存在が周囲を不幸にする」などと書いていたというが、殺害を企図するまでの怨恨だったとすれば、原因がなんだったのかもよくわからない。

 実際、関西を舞台に筧千佐子被告(74/京都地裁、大阪高裁で死刑判決。最高裁に上告中)が9人の年配男性を毒殺したとみられた「後妻業殺人」で知られる連続不審死事件では、多くの案件が物証不足となって京都地検は立件を断念、殺人罪などが立件できた被害者は4人にとどまっている。

 甲南大学名誉教授の園田寿氏は言う。

「どんな薬をどれだけの量投与したのかが証明されなくてはならない。投与しても、それが効くまでに心臓発作などで死んだら殺人未遂にしかならない。靖さんがひょっとして『殺してくれ』と言っていれば嘱託殺人にとどまる。共犯者とされる淳子容疑者の供述次第では状況証拠だけで立件できる場合もあるが、かなり難しいのでは」

 記者会見では「古い事件なので慎重に進めている」として質問にほとんど答えなかった京都府警の捜査が、高い立証のハードルを本当に乗り越えられるのかどうか、注目したい。

 

 粟野仁雄/ジャーナリスト

 

1956年生まれ。兵庫県西宮市出身。大阪大学文学部西洋史学科卒業。ミノルタカメラ(現コニカミノルタ)を経て、82年から2001年まで共同通信社記者。翌年からフリーランスとなる。社会問題を中心に週刊誌、月刊誌などに執筆。

『サハリンに残されて−領土交渉の谷間に棄てられた残留日本人』『瓦礫の中の群像−阪神大震災 故郷を駆けた記者と被災者の声』『ナホトカ号重油事故−福井県三国の人々とボランティア』『あの日、東海村でなにが起こったか』『そして、遺されたもの−哀悼 尼崎脱線事故』『戦艦大和 最後の乗組員の遺言』『アスベスト禍−国家的不作為のツケ』『「この人、痴漢!」と言われたら』『検察に、殺される』など著書多数。神戸市在住。

⑫ALS嘱託殺人事件についての考察 憲法の視点から考える。

林さん(タンゴレオさん 享年51才)に対するALS嘱託殺人事件は先日お伝えしたとおり、大久保先生は素直に自供し、罪を認めています。ですのでサラリと考察しますが、考えれば考えるほど暗礁に乗り上げるスッキリしない判決文になります。今回は1ページずつ考察していきたいと思います。1枚目の後半2/3辺り、第3からALS嘱託殺人事件の裁判所の説明が始まります。判決文の文字が小さくてごめんなさい。自分も老眼鏡必要かも😱

では、見ていきましょう。

 

裁判所がALSの病態、とくに『閉じ込め症候群』まで突っ込んだ説明をしたことはまぁまぁ異例か? 評価に値すると思われます。 林さんはALSの診断を平成24年(2012年)に受け、翌年43才の若さにして、平成25年(2013年)から約10年近く、胃ろうによる栄養手段を受けていました。

ALS患者の平均余命はおよそ10年と言われています。元気な頃は海外旅行にもよく出掛けていた活発な女性であった林さんには苦しみの時間は長く感じたと思います。事件当時は発症から約7年経過。いつになったら閉じ込められた状態から自由になれるのかの渇望の気持ちを推察します。

平成25年(2013年)以降寝たきりの状態にあり、また令和元年(2019年) 42才からは寝たきり状態が続き、令和元年11月からは自身で動かせるのは眼球と瞼などの顔面の一部になっており、眼球の動きで透明文字盤、瞬きでYESーNO反応を示しながら、訪問介護士による24時間介護が行われていた。オムツ交換はもちろん、痰の吸引などでしょうね。

ちなみにお父様はご健在でしたが、理由は不明ですが不仲であり同居しておらず、一人暮らしをされていました。

イ 大久保医師はSNSで知り合った林さんから殺害の嘱託を受け山本医師と2人で林さん含む3人しか居ない居室で胃瘻からベントバビルタール(一般薬剤名 ラボナ錠)を相当量注入し急性中毒で死亡させた。この際、隠蔽の為か?大久保医師は山本医師の口座番号を林さんに伝えている。そして金額については林さんに指定していない。実際130万円がヘルパーを通じて山本医師の口座に振り込まれたが、振り込まれた金額の多さに責任感を感じた様子。実際山本医師は自分の予定を繰り上げて犯行日程を早めている。

そして130万は1円たりとも大久保医師に渡ること無く山本医師の交際費、事業資金に使われている。ヘルパーは130万もの大金の振り込み依頼に違和感を感じなかったのかなぁ?

ラスト五行目『山本医師はヘルパーに大久保医師の殺害を妨害されるのを防ぐために見張りをして欲しいとの意図を認識した上でヘルパーの対応をしていたと認められ、そうだとすれば大久保と山本の共謀も認められれる』←それって裁判官、貴方の感想ですよね?ま、ここは弁護人は焦点にしていないので流しましょう。

(2)争点

[弁護側の主張]林さんが尊厳ある人生の終わりを迎える為に自らの意思で選択したことについて、大久保医師に対して嘱託殺人を適用し処罰することは恐怖に耐える生、苦痛に耐える死を強要することから、憲法13条(個人の尊厳と自己決定の最大の尊重を定める)に違反することから嘱託殺人は摘要せず、無罪を主張した。

[裁判所の主張]弁護人の主張は難病患者が尊厳ある死を迎えるには他者の援助を得て自らの命を絶つという選択をすることは憲法13条により保証されるべきということにほかならない。と主張した。しかしながら裁判所は、生命の高貴さに加え、自己決定権、幸福追求権、個人の尊厳はいずれも個人が生存していることが前提と解されることなどからすれば、たとえ恐怖や苦痛に直面している状況であったとしても、憲法13条から直ちに「自らの命を絶つために他者の援助を求める権利」や「自らの死を援助してくれる医療従事者がいる場合に、その医療従事者が刑事罰から免れるように求める権利」などが導きだされるものではない。とした。(ここが意味分からない。ダブルスタンダードじゃないか?自シャツしたら良かったの?それが出来ないから林さんは困っていた。そもそもこの前提の解はだれがいつどこでどう決めた?)

したがって憲法13条違反を理由、根拠とし嘱託殺人罪を摘要しないとの結論を採用することはできない。と弁護人の主張を退けた。

『つまらないSTの反証』→憲法13条は個人が生存していることが前提とは日本国憲法のどこを見ても明示されていない。憲法の拡大解釈であると考える。逆説的に言えば亡くなっている人の個人の尊厳は国家の最高法規である憲法13条が守らなくて良いと明言していることになるのではないか?亡くなっている人ををディスっているネット記事などゴマンとある。それを1つ1つ憲法13条違反と訴えた場合、裁判所は対応出来るのか? そもそも死を目前とした林さんの最大の幸福追求が『死』であった。これを求めていた時点の林さんは生存していたことは確かである。憲法を噛み砕けば裁判所の言い分は無理があるように感じる。

3行目、弁護人の主張に一定の理解を示したところは評価できる。しかし、林さんは苦痛、緩和は求めておらず、安楽なエンディングを求めていたことはTwitterのやり取りで十分汲み取れる。『苦痛を与える方法で殺害することは患者の意思に反する』→ラボナ」の使用は眠るように呼吸が止まり苦痛はないと言うのが医療的には一般的解釈である。大久保医師は最大限苦痛の少ない方法を選択した。と思われる。

裁判所は違法性がない安楽死要件を提示した。

1️⃣難病疾患の状況下にある患者らに対してその苦痛等の除去、緩和の為にほかに取るべき手段がなく、かつ患者が自らの置かれた状況を正しく理解した上で、自らの命を絶つことを真摯に希望せるような場合に

2️⃣医療従事者が①医学的に行うべき治療や検査等を尽くし、他の医師等の意見等も微して、患者のそれまでの経過等も踏まえて診察し、死期が迫るなど現在の医学では改善不可能な症状があること、それによる苦痛等の除去、緩和のために他に取るべき手段がないことなどを、慎重に判断し、その診察、判断を基に患者に対して患者の症状や予後を含めた今後の見込み、取り得る選択肢の有無について可能な限り説明を尽くし、それらについての正しい認識に基づいた患者の意思や真摯性及びその変更の可能性の有無を慎重に見極めた上で (『等』の使いすぎ)

3️⃣患者自身の依頼を受けて、苦痛の少ない医学的に相当な方法を用い、

4️⃣事後検証可能なように、それら一連の過程を記録化することが最低限必要であるというべきであると安楽死の四大要件を上げた。

[つまらないSTの反証]平成三年に起こった東海大学安楽死事件(知らない人はWikipediaで検索を)から1ミリも進展無し。まさに失われた30年である。緩和ケアと安楽死を混同している。普段から多忙な医師がこれだけのハードルを乗り越え、また訴訟リスクも考えられる中でこれだけの作業が出来る訳がない。そりゃ、安楽死希望者はスイスに行くわ。スイスには自国で考えろと嫌われるわ。国内の自殺者が減るわけないわ。

しかし逆説的に考えればこのハードルを乗り越えれば日本でも安楽死が容認されるということか?数人の志ある医師が完全自費診療で安楽死を請け負うホスピスを作ることは合法的に不可能ではないのではないか?多分、恐ろしく儲かるだろう。

その点、大久保医師の林さんの魂の浄化方法はずさんさがあったと言える。林さんは130万円を支払う経済力は持っていた。それだけあればスイスで合法的に安楽死することは可能であった。付添人、渡航体力の無さが日本での安楽死を求めた結果が今回の顛末である。ちなみに林さんの意思はSNSで、大久保医師に伝わっていたし、透明文字盤を使用し最終確認を取ることは私なら5分で可能である。

説明省略

繰り返すが130万円は大久保医師たちが求めた金額ではなく林さんが自発的に支払った金額である。

山本医師父親殺人&有印公文書偽装→懲役15年ALS嘱託殺人事件→懲役3年

合算刑→懲役18年。

 

断言します。日本では高齢者の消極的安楽死が、なしくずし的に認められることになっても積極的安楽死が法制化されることはこの先100年無いでしょう。ましては精神疾患での安楽死など夢のまた夢。何らかの利権もあるのだろうな。今までのブログに私が綴っているように私は長生きが美徳とはこれっぽっちも思わない。

健康に自信の無い方へ、今からお金を貯めていつでもスイスに飛べるようにしておきましょう。あんまりお金の無い中年以上の方、様々ネットで調べて自分のタイミングでなるべく安楽にそして確実に逝けるよう準備を怠らず。大久保医師が使ったラボナ錠は現在そう簡単には処方されません。今後も取り扱うクリニックは減るでしょう。完遂出来ずに失敗したらそれこそ生き地獄です。自戒を込めて血圧高めの人は脳卒中に気を付けましょう。直前まで動ける人は動ける体でいましょう。準備してあっても麻痺で飲めない、吊れない、飛べないはきついです。自シャツは犯罪じゃないですからねぇ。国は繋がらない心のホットライン電話ぐらいしか用意してくれません。国なんか宛てにしないで最期は自分で決めましょう。

ご清聴ありがとうございました。

スーパー自殺大国に住む『つまらないST』でした。

⑪判決精査① 山本医師父親殺人事件&有印公文書偽装事件 無料公開 ラスト衝撃的写真あり! 世紀の医療冤罪裁判か!?

生きることに皆さんお疲れ様です。

ALS嘱託殺人事件については、大久保医師は認めていらっしゃるので、山本医師父親殺人事件と有印公文書偽装についてのみ軽く反証をしたいと思います。反証というか独断と偏見によるいちゃもんですかね🤔

それではご覧下さい。

 

老人を枯らすというのは医療現場では比較的よく使われるスラングです。

インスリンの過剰投与は昏睡からの死亡を招くリスクあります。

 

 

急いで作ったので見にくかったかもしれない。11ページを載せられなかったのも堪忍してください。特に赤ペン入れるとこ無かったので。反響をみて、後日もう少し分かりやすいバージョン出せたら出します。

粗削りのところもあるがそれなりには考察したつもりです。いちゃもん付けましたが判決文をお読み頂けたら、裁判所の心証はクロに近いことはお分かりになるでしょう。

大久保医師の支持者である私からみても正直苦しい所はあると思います。

しかし不思議なことがあります。大久保医師は林さんの事件については最初から素直に認め、反省の意を表しているにも関わらず、山本医師父親の殺人については取り調べ当初から否認し、執拗な取り調べにも関わらず現在に至るまで一貫して否認を続けていることです。

検察、裁判所は何の物的証拠(LINE履歴を除く)も探し出せず、状況証拠の積み重ねのみでこの判決文を作り上げました。医療従事者の私が魔老人のデスノートを作り、実際にぽっくり死をされてそのデスノートが見つかった場合、私は大久保先生と同じ運命を辿るのであろうか?

・物的証拠なし

・ハッキリした動機なし

・自白なし

・目撃者なし

・LINEの怪しい履歴のみあり(直接的に56す等の履歴は無い)

この状態で公判が維持されています。起訴を考える時点で不起訴、起訴猶予という選択肢もあったはず。位置付けではALS嘱託殺人事件からめくれてしまい、今回紹介した事件2つは余罪という形だが実質的ALS嘱託殺人が3年、山本父親医師殺人と有印公文書偽装で15年の合計18年を言い渡されており、今回の考察、大久保先生の無罪主張が通った場合、3年以上拘束されている大久保先生は拘置所で林さんの罪の償い終わり、罪は浄化されたことになる。よってそれならば、大久保医師は即日釈放が妥当であり、ここで私のブログの題名に繋がるのだが、大久保医師は無実ではなくとも、『大久保医師は無罪である』となる。

また不自然なアリバイもある。

山本父親殺人事件の時期と大久保先生の新婚生活ホヤホヤの時期が丸被りである。新婚のときに殺人なんて大それたことするか?

また元妻は当時なんの動揺も見せていなかったが、林さんの時はとても動揺していたとブログに残している。

数年前に話題になった後妻業殺人事件の筧死刑囚も9人はキョロしていると言われていが、実際に立件できたのは4人のはずである。証拠不十分というやつだ。それだけ過去に捜査されなかった事件を立証するのは難しい。筧死刑囚は自白があったにも関わらず立件率は半分以下である。

疑わしきは被告人の利益に』が裁判の大本質である。さて、高裁は地裁の推認で固められた判決をなぞるだけになるのか?

日本の司法が死ぬ時はもうすぐかもしれません。 林さんの事件はともかく、この事件の公判が維持出来ると判断した検察の執念もすごいと思う。日本の司法の歴史に残る大裁判です。もしかしたら高裁、最高裁で大どんでん返しがあるかもしれない、あって欲しいと念じている今日この頃の『つまらないST』です。

医療裁判による世紀の大冤罪が無いとは言い切れない。

皆さんはどう思われますか?

良ければコメントで感想聞かせてください。

 

小休止(今後無料宣言します)

先日書かせてもらったブログは題名もキャッチーだったこともあり、ありがたいことに閲覧してくださった人は今までで一番多かったです。

だけど、有料にしたせいで最後まで目を通してもらえた人は2人だけでした。

1ブログ300円で千円以上じゃないと私の手にもお金乗らないし、大久保先生にも渡らない😥

自分の知名度の無さ、発信力の乏しさがもどかしい。こんなときこそパラダイム転換するか🤔

もともと日本はチャリティー文化が乏しいし、私も含めて庶民の生活はカツカツである。たかが300円、されど300円だもんね。

大久保先生への寄付だなんておこがましい考えは捨てます。今後は全て無料公開にします。

その代わり読んでくれた方は一言でもいいからコメントくれるとモチベアップになるからコメ出来るだけおねがいしたいな。叱咤激励、アンチコメント何でも構いません。

大久保先生への支援は自分のお小遣いの範囲でやっていくようにします。

ブログの一番の目的は、大久保先生のことを世間が忘れないようにする、世間の耳目を集めることにします。

それでは今後も応援のほどよろしくお願いします🙏します。

 

次回予告

判決精査(山本医師父殺人事件&有印公文書偽装)

正直、激熱のブログになると思います。

⑩ 次の一手 YES ?高須クリニック

小雨の降る中、『#国は安楽死を認めてください』『#大久保医師は無罪です』のスケッチブックを掲げる中、勿論声を掛けてくれる人などおらず、冷笑すら浴びた。雨より冷たかった。

取材クルーは傍聴人に次々インタビューをしている。こうなりゃ、逆オファーだ!「すいません、わたし大久保医師の支援者です。何度か本人とも文通しています。インタビューしてもらえませんか?」大久保先生からの封筒をヒラヒラさせて勇気を出して大学生ぶりにナンパです。相手は「こちら、関西テレビです。使えるかどうか分かりませんがとりあえず手紙見せて下さい」わたし「それはできません。先生との約束あるんで」関西テレビ瞬殺で、「なら結構です」断罪する側、支持者の意見はいらないんだろうなぁ。しばらく、カンテレはボイコットっす!

安全運転で帰って今日の一連の出来事をフォロワーの皆さんへポスト。長い怒涛の1日が終わった。数日は大久保医師のことは頭の片隅に置いて、寝た切り大黒柱を支えるのに一生懸命になった。この間の報道、社説はひどいもんだった。ALS協会から金もらってるのか?団体への忖度か?と思えるものだった。即日控訴してもらえたので少し時間は稼げる。

数日後にまずは勘違いしていた門田隆将氏の3/5のポストに「今回の裁判は事実誤認があります。話聞いてもらえませんか?」的なコメントをしたが→無視 その他、三人の今回の事件についてWebニュース書いているライターにも連絡先取ってみたが返信は無かった。

困ったな~。と、思ってた時に大久保先生のツイート見てるとなかなかの影響力と正義感と財力をお持ちの方と関係性持ってたことが判明。ダメ元で頼んでみよう。相手の名前は美容外科医の第一人者『高須幹弥医師』への私からの高須克弥先生への手紙だから公開も支障ないだろう。全文公開します。300円で私の熱い手紙の内容と高須センセの本気度が分かります。

収益はすべて大久保先生に寄付します。

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⑨リアルな判決公判(後半)

 

小雨が降る中、裁判所を後にする群衆に向け無言の主張を行い冷たい視線を浴びている「つまらないST」です😥☔

 

裁判が始まりました。まず冒頭、裁判長は「長くなるので主文は最後にします」と発言がありました。ここで記者団が数人慌ただしく外に出ていく。有期刑の言い渡しの際、主文が後回しになることはごく稀です。主に死刑か無期かで焦点になっている裁判は主文が後回しになるとほぼほぼ死刑判決が下ります。有期刑で主文が後回しになるということは?もしや?逆転無罪?と一瞬淡い期待を抱きました。

裁判長の朗読は左右にある2つのスクリーンにに写し出されながら、それを淡々と読み上げる形で進められていきました。大久保先生はスクリーンに目をやることなく、正面裁判官のほうを姿勢を変えることなく見つめられていました。

判決文の全容は、

courts.go.jp/app/hanrei_jp/…

を検索すれば拝読することが出来ます。興味のある方はご参照下さい。

①山本医師の父親殺人容疑

②有印公文書偽造

③ALS殺人事件

この三つについてそれぞれ裁判所の判断がありました。時間的な割り振りはまま5:3:2ぐらいの体感時間でした。

正直、聞いている段階から首を捻ることの多い判決文でした。詳しいことは後日、裁判論評としてブログで書きますが、法律と証拠に基づくべき判決において推認判定が多すぎる。

①と②において「15年はくだらない」と言いつつ、③については実刑年数を最後まで言わなかった。聞いている側としては逆算して求刑23年実刑18年に対してなら①②で15年の言い渡しか?③は3年ということか?とそれこそ『推測』しなければならない。法廷を出る際にそれこそ裁判マニアぽい人たちが「稀にみるぼやけた判決やったな 」と言っていたことが印象に残る。

ここではまず林さんの判決だけに一部フォーカスを当てよう、、と思ったが後日のブログネタに取っておこう。ま、東海大学事件の判例踏襲でしたが、ALSの症状、特に林さんが『閉じ込め症候群』であることに言及したことはまぁまぁ踏み込んだと思った。しかし物足りないのは、案外知らない人も多いが日本でも所謂『特別に認められる安楽死の四大要件』というものがあります。これを裁判所は示した。しかしそれは日本の医療歴史の中で行使されたことがありません。それは何故か?特別だからです。要するに法制化されていないから、医師は訴訟リスクを恐れて躊躇してしまいます。それが大きな要因になっていると思います。考えてみれば消極的安楽死すら法制化されておらず、脳死を人の死と定義付けされたのすら、ここ10年くらいの話じゃなかったっけ?

脳死された方からの移植で再び光を取り戻したり、健康な腎臓が戻り、快適な人生を取り戻せた人たちはどれだけの数に上るだろう。裁判所には立法府に対して安楽死の要件を法制化するよう促してほしかったな。電車に飛び込んでミンチになるよりどれだけ生きたい人へ役に立つか。。。

また話が脱線した。

医療、法律どちらも中途半端な私が聞いても今回の裁判結果は客観的に聞いても納得のいく判決内容物ではなかった。結論的には懲役18年の判決が言い渡されたがとうてい納得出来ない。それは大久保先生側の弁護団も同じで即実控訴された。当然である。舞台は今後大阪高裁に移る。市民感情抜きにしたプロの裁判官のみで審議される。事態が変わることを期待したいが山本医師母は最高裁で無罪主張を棄却され、山本医師は高裁で既に無罪主張を棄却されている。

あまりいい予感はしない。

わたしの個別の納得出来ない見解については後日こちらで報告します。

裁判終了後、ALS団体がまったく論点ずらしの会見してましたね。報道側もいかがなものか?

テロップには出てなかったけど大久保医師を「ただの殺人鬼」とも言われていましたね。 

言わせてもらおう!「口を慎みやがれ!!」

同じ難病だから林さんも自分たちと同じように生きたがっていたと何故に言える?

安楽死が認められたら一番先に自分たちがキョロされるとプレッシャーを感じずにはいられないのだろう。気持ちは分からんでもない。だけど、生きたいなら生き続けろ!と私は言いたい。デスハラ?ぶっちゃけ多かれ少なかれ今でもあるだろう?あると思い込んでいるだろう?法制化しても貴殿たちは生きていける!大丈夫だよ。

⑧リアルな判決公判(前編)

3月5日火曜日

この日、関西地方は朝から久々の雨だった。

仕事を休んだ私は車を70キロ以上走らせて単身京都地方裁判所に向かった。

駐車場が狭いとの情報を仕入れていた為に裁判開廷は15時からであったが早めに出発しお昼前には到着してしまった。

駐車場はガラガラだった。

でもさすがデカイ裁判所。手荷物はX線検査があり物々しさ感がある。

暇潰しにパパ活して詐欺として訴えられてた45歳くらいの美魔女の初公判。二十歳そこそこのまぁまぁイケメンのお兄ちゃん←実は露出狂。しかも同じ罪で2回目。懲役4ヶ月、弁当二年。あっけらかんとしたシャブの常習犯のおっちゃんの懲役1年の判決公判を見届けた。弁護士さんに「そいじゃ、いってきまーす。」とまるで旅行に行くぐらいの軽いノリ。数年振りに裁判所の傍聴だが改めて色んな人がいるなって思った。

時間が迫るにつれ、マスゴミのクルーも増えてきた。傍聴券の抽選が始まる頃にはどこからこんな人が沸いてきたのかと思うぐらい200~300人ぐらいが行列を作り、改めて大久保医師の裁判の注目の高さが伺えた。私の後ろに並んだ法学部学生らしき女子大生は友人と「今日も大久保の奴、泣くかなぁ」と笑って話していた。さりげなく振り替えるとすごい美人だった。こわっ。完全に私にとってはアウェイである。傍聴に来ている大半の人間は大久保先生にどれだけ重い罪が下るかを楽しみにしていると思い気が滅入った。

傍聴希望者には指定された15分間に並んだ人のみリストバンドが装着され、

その15分後には傍聴券の当選発表があった。私の番号の前4つ、後ろ3つは外れていたが私の番号は奇跡的に載っていた。この先数年先までのくじ運を使い果たしたようだ。

京都地方裁判所101号大法廷は記者席が1/3を占め、後方のフリースペースには重装備のALS患者さんたち10名ぐらいが介助者さんと陣取っていた。完全な私見になるが裁判の傍聴には横断幕や被疑者を応援、逆に侮辱、プレッシャーを与える文言が書かれたTシャツなどでの入場は禁止されている。重装備の方々も勿論裁判を傍聴する権利はあるが、今回ばかりは大久保先生への無言のプレッシャーになっていると思う。

ちなみにこの話には後日談があり、重装備の方々は傍聴券の抽選は行わずフリーパスで入廷出来ている。このカラクリを京都地裁に問い合わせたみた。カラクリを説明出来る人間がなかなか現れず電話越しで10分ほど待たされたが、結論は車椅子ユーザーが多いと予見出来る裁判の際は法廷が特別に認めるらしい。もし車椅子ユーザーが100人集まった場合にはその100人で抽選を行うらしい。逆に一般的な重大犯罪の裁判の場合は車椅子の方も一般人と同列に並び抽選に参加するとのこと。♿の方の上限が何人かは答えられないそうだが京都地裁では1度も上限に達したことが無かったので結果的にフリーパスになっていたそう。ALS団体からの圧力などは無く、車椅子であればその特別枠に入れるらしい。なるほどねぇ。良いこと聞いた。高裁、最高裁の時は骨折の呈で病院から車椅子を一台借りて傍聴に行こう。フリーで入廷出来る。

話がだいぶ逸れた。

向かって左側にはいじわるそうな検察官2名、右側には小柄と大柄の髭の良く似合う弁護士2名。顔圧だけでは弁護士の勝利。キョロキョロしていると裁判官3名、裁判員5名の入廷。お決まりの起立・礼。

冒頭2分間、ニュースで流すための2分間の裁判官の撮影会タイム。川上宏裁判長、ドヤ顔の無表情を作る。

そして、腰紐と手錠に繋がれたヨレヨレのスーツ姿の大久保先生が刑務官2名に脇を固められ入廷。

あぁ、大久保先生。。

初めてお姿拝見しました。800日を超える勾留生活、さぞかし過酷なんだろう。

世間に流れている凛々しい大久保医師の姿はどこにも無く、かなりやつれて、髪の毛も薄くなり猫背で氏名を裁判長に問われた時、マイクを通しても先生のお声は私の耳まで聞こえませんでした。

1時間以上に渡る判決公判の開始となった。

⑨リアルな判決公判(後半)に続く