4階に入院中だった80代のT中さんは抑鬱が激しく、正直関わりにくい患者さんであった。
るい痩はあったが食事はセッティング自立できており、医師も前日まで著変無しとカルテに記載していた。
私の日記には早くお迎えきたほうが楽だろうに、とカルテには記載出来ないようなことを書いていた。家族も入院費を滞納しており、経済的にも厳しかった。
私は自分が処方されている呼吸器抑制を伴う睡眠薬をリハビリと称して彼女に内服させたかもしれない。信じるか信じないかはアナタ次第です。
2時間後、看護師の巡回によると会話可能であった。4時間後の巡回で呼吸停止の状態で発見され、死亡診断書には老衰と書かれて荼毘にふされた。私は仕事の肩の荷が1つ取れて楽になった。
直近、4月28日の話である。
京都府警よ、ここまで話したぞ。
私のところに礼状持って来いや。
大久保医師にしたことと、同じこと私にしてみなさい。